ツルハシブックス共演者の皆様へ
2011年3月20日のオープン以来、たくさんの皆様に支えられてきましたツルハシブックスですが、様々な状況の変化に伴い、2016年10月末頃をもちまして、閉店することとなりましたのでお知らせいたします。
閉店後は一部機能を飯塚商店さんのコメタク内に置きつつ、ツルハシ号での出張ハックツ等の活動を行っていきますので引き続きよろしくお願いいたします。
昨年1月に私が茨城へ旅立ってからは、山田店長、そして店員サムライの井上、吉野、加藤を中心にお店を支えてきました。
「ツルハシブックスはさらにいい店になる」と予言したとおり、中高生や地元の方がさらに多く出入りするようになり、「偶然」を届ける店となりました。
「ツルハシブックスに行くと、誰かに会えるから」と言ったのは、2015年にサムライを卒業した野島でした。
もし、ツルハシブックスが1枚の絵だとしたら、そのタイトルは「偶然」だろうと思います。中学生高校生大学生に「偶然」を届ける本屋なのだろうと思います。
そして、もし、ツルハシブックスがアートプロジェクトだとしたら、今回の閉店は、終わりではなくむしろ始まりを告げるものとなるでしょう。
すでに、東京や大阪、そして伊那でツルハシブックス的なものが生まれ、動きはじめています。
ツルハシブックスは、内野駅前の建物のことではありません。本のある空間で、本を介して(介さないことも多いですが)、偶然に出会い、共に演じ、ひとつの舞台をつくっていく、そんな空間や時間のことではないかと思います。
だとすれば、ひとりひとりがツルハシブックスを創ることができます。いや、今この瞬間も、ツルハシブックスはあなたの隣にすでにあるのかもしれません。創るのではなく、演じるものなのかもしれません。
閉店の先に、新しいツルハシブックスがあると僕は思っています。いや、それはもはやツルハシブックスではないのかもしれません。しかもそれは、閉店しなければ見ることができないもの。
共演者の皆様と共に、あるいはそれぞれで、閉店の先にある「何か」を見てみたい。いまの気持ちはそれだけです。
ツルハシブックスは閉店します。
長い間、素敵な舞台を、本当にありがとうございました。
2016年8月4日 ツルハシブックス店主 西田卓司
2011年3月20日のオープン以来、たくさんの皆様に支えられてきましたツルハシブックスですが、様々な状況の変化に伴い、2016年10月末頃をもちまして、閉店することとなりましたのでお知らせいたします。
閉店後は一部機能を飯塚商店さんのコメタク内に置きつつ、ツルハシ号での出張ハックツ等の活動を行っていきますので引き続きよろしくお願いいたします。
昨年1月に私が茨城へ旅立ってからは、山田店長、そして店員サムライの井上、吉野、加藤を中心にお店を支えてきました。
「ツルハシブックスはさらにいい店になる」と予言したとおり、中高生や地元の方がさらに多く出入りするようになり、「偶然」を届ける店となりました。
「ツルハシブックスに行くと、誰かに会えるから」と言ったのは、2015年にサムライを卒業した野島でした。
もし、ツルハシブックスが1枚の絵だとしたら、そのタイトルは「偶然」だろうと思います。中学生高校生大学生に「偶然」を届ける本屋なのだろうと思います。
そして、もし、ツルハシブックスがアートプロジェクトだとしたら、今回の閉店は、終わりではなくむしろ始まりを告げるものとなるでしょう。
すでに、東京や大阪、そして伊那でツルハシブックス的なものが生まれ、動きはじめています。
ツルハシブックスは、内野駅前の建物のことではありません。本のある空間で、本を介して(介さないことも多いですが)、偶然に出会い、共に演じ、ひとつの舞台をつくっていく、そんな空間や時間のことではないかと思います。
だとすれば、ひとりひとりがツルハシブックスを創ることができます。いや、今この瞬間も、ツルハシブックスはあなたの隣にすでにあるのかもしれません。創るのではなく、演じるものなのかもしれません。
閉店の先に、新しいツルハシブックスがあると僕は思っています。いや、それはもはやツルハシブックスではないのかもしれません。しかもそれは、閉店しなければ見ることができないもの。
共演者の皆様と共に、あるいはそれぞれで、閉店の先にある「何か」を見てみたい。いまの気持ちはそれだけです。
ツルハシブックスは閉店します。
長い間、素敵な舞台を、本当にありがとうございました。
2016年8月4日 ツルハシブックス店主 西田卓司